沿革

現在

歴史 - 現在 | De Padova

2019年2月、Boffi|DePadova GroupがADLを買収(初期の買収提案で株式の50%を取得)。BoffiとADLは戦略的提携を公表し、家具ブランドのDe PadovaとMA/U Studioの合併によって近年進めていた、グループのインテリアデザインソリューションとインダストリアル分野の事業拡大を推進する重要な取り組みを新たに発表しました。

2017年1月、De Padovaは、デンマークのスタートアップ企業であるMA/U Studioとパートナーシップを締結。MA/U Studioは、住宅およびオフィス向けに革新的な家具とシェルビングシステムを開発しています。MA/U Studioとのパートナーシップは、包括的なインテリアプロジェクトの開発戦略の一環であり、様々なコラボレーションやパートナーシップ、買収を通じて、包括的かつ洗練されたデザインソリューションの実現を目指しています。

2015年4月、BoffiがDe Padovaを買収。

De PadovaとBoffiは、合併することで連携を強化し、国際的な共同流通プログラムを推進します。両社が共有する情熱とイタリアの伝統により、コンテンポラリー家具デザインにおけるリーダーとしての地位を確固たるものにします。2015年10月28日付けで、De Padovaは新しい住所(via Santa Cecilia 7、Corso Monforte交差道路)に移転します。50年にわたってブランドの歴史を築いてきたCorso Veneziaという類い稀な地を後にし、De Padovaはミラノ旗艦店の戦略変革を加速させます。

2010年代

歴史 - 2010年代 | de Padova

De Padovaは、Achille Castiglioniの手掛けた建築物と展示のモデル「Effetto Castiglioni」を初めて公開し、彼の知られざる一面に迫りました。

2000年代

歴史 - 2000年代 | De Padova

Maddalena De PadovaがCompasso d’Oroを受賞。ミラノ近郊のヴィモドローネにあるI.C.F.旧工場が全面リニューアルおよび拡張され、再オープンしました。この地域は、De Padovaの本拠地でもあります。Patricia UrquiolaとNendoがデザインチームに加入。Maddalena De Padovaが娘Valeriaと息子LucaにDe Padovaの経営権を譲渡。2人は、同社の経営体制のさらなる発展に寄与しました。

1990年代

歴史 - 90年代 | De Padova

Pierluigi CerriがDe Padova店舗のウィンドウディスプレイのデザインを手掛け、同社のスタイルに新たな独自性をもたらしました。ビジネス契約においても大きな発展がみられました。1990年代末、De PadovaはRenzo Pianoとパートナーシップを結び、パリのジョルジュ・ポンピドー国立芸術文化センターにあるカフェの家具デザインを手掛けました。このコラボレーションはその後も続き、ニューヨークのモルガン・ライブラリー併設のレストラン向けの家具や、ミラノにある経済新聞社Il Sole 24 Oreの本社のデザインを共同で行いました。

1980年代

歴史 - 80年代 | De Padova

De PadovaはICFブランドにHerman Millerプロダクトの製造ライセンスを譲渡したほか、De Padovaの商標のもと、家具やオブジェクトのコレクションを発表しました。「Edizioni De Padova」を設立し、後に「è De Padova」に改名。Achille CastiglioniやDieter Rams、Vico Magistrettiをはじめとした一流デザイナーたちとコラボレーションを行いました。ミラノのコルソ・ヴェネツィア通りにある店舗は、イタリアにとどまらず、世界各地のあらゆる文化からインスピレーションを得ています。その最たる例が、Shaker Designです。

1970年代

歴史 - 70年代 | De Padova

Fernando De Padovaの死後、Maddalena De Padovaが経営を引き継ぎ、生産と流通の指揮管理を行いました。同じ時期、Vico MagistrettiがDe Padovaとパートナーシップを締結し、その後長きにわたってコラボレーションを続け、オフィス家具コレクションのデザインを手掛けました。

1960年代

歴史 - 60年代 | De Padova

スイスのバーゼルへの旅行中、Maddalena De PadovaはCharles Eamesが手掛けたワイヤーチェアと出会います。その数か月後、彼女は米国企業のHerman Millerとの交渉を経て、Charles EamesとGeorge Nelsonがデザインしたプロダクトのイタリアにおける製造ライセンスを取得しました。ICF De Padovaを設立してイタリアのヴィモドローネに本社を置き、Herman Millerのオフィス家具の製造を開始しました。ミラノのコルソ・ヴェネツィア通りに、大規模なショールームをオープン。

1950年代

歴史 - 50年代 | De Padova

Fernando De PadovaとMaddalena De Padovaは、北欧の家具とオブジェクトを輸入および販売するビジネスを立ち上げ、ミラノのモンテナポレオーネ通りに店舗をオープンさせます。これは、イタリアで北欧デザインが広がる契機となり、人々の生活を大きく変える変革をもたらしました。